1971-05-18 第65回国会 参議院 逓信委員会 第17号
一、加入電話の積滯解消について最善の努力をするとともに、積滯期間の長期にわたる加入申込については、能うかぎり適切な措置を講ずること。 一、電信事案の近代化および急速な技術革新の導入にあたつては、職員の訓練、処遇その他要員対策に遺憾なきを期すること。 右決議する。
一、加入電話の積滯解消について最善の努力をするとともに、積滯期間の長期にわたる加入申込については、能うかぎり適切な措置を講ずること。 一、電信事案の近代化および急速な技術革新の導入にあたつては、職員の訓練、処遇その他要員対策に遺憾なきを期すること。 右決議する。
○庄司委員 本請願の要旨は、福岡県朝倉郡甘木町は、郡内唯一の中心都市をなし、福岡市と久留米市と対照して三角地形をなし、当地方の農林、水産各種産物の集散地であり、かつ商工業の中心地として発展しておりますが、本町の電話施設は大正三年磁石単式交換機の設置以来、今日まで何らの改良改善も行われておりませんために、電話の積滯数多数に及ぶもその需要を滿たすことができませんので、地方産業に及ぼす影響は多大である。
併しながら加入電話の需要は電話設備費負担臨時措置法施行後におきましても依然として多く、申込積滯数は昨年末現在におきまして、三十五万余であります。
この法律の実施の結果につきましては、本法実施前の加入電話申込み積滯五十万余のうち、九〇%余の申込者が設備負担金を出しても電話の架設を希望しているものと推定せられるのであります。
こんな状態で累積しておるところの積滯の原因を追究してみますと、本年四月末の九州管内の積滯三万六千六百十八のうち、工事費不足によるもの、すなわち予算さえあれば工事可能のものは九千七百五十八、比率が二四%で一万に満たず、残余の七六%の大部分七〇%は空施設不足で、これらは基礎設備から増強しなければ架設できないものであります。
また当局の調査によりましても、積滯数が四十七万個になつておる。なおいかに申し込んでも引かれないのであろうから、希望はしておるが申し込まないという数字を考えたならば、当局も大体二百万個が希望せられておるというような統計を出しておるようであります。
次に第二点は、電話の加入申込の積滯数が五月末で一万九千余になつております。いわゆる潜在需要、この数を含めて推定いたしますると十万に達すると言われておりまするが、本年度の開通割当数を見ますと、一般加入者が二千五百五十名、多数共同が千二百名、合計いたしまして三千七百五十名となつています。即ち申込に対して約二割程度の需要を満すことになります。
次に(2)電話の需要供給状況ですが、管内両県の人口は北海道、四国及び北陸の各通信局管内よりも遥かに多く、現存四百五十有余万を数え、且つ文化の程度も幾分高いにかかわらず、施設の普及が比較的遅れているので、電話需要に対する積滯は相当多い状況でありまして、昭和二十五年度の状況は、加入電話の申込数二万六千六百二十六に対し開通数は六千四百九十六で差引積滯数は二万百三十となつております。
この法律案は内閣提出にかかるものでありますが、その提案理由とするところは、近来国民の電話加入に対する需要はますます熾烈であつて、加入申込みの積滯教は、本年一月末現在四十万を越え、昭和二十六年度末においては推定七十万余に達する状況であるが、これに対する電話拡張計画の面は、財政上の制約により、国家資金の調達に多大の困難があるのみならず、所要資材の値上り等の影響を受けて、とうてい国民の要望に沿いがたい実情
○加藤政府委員 まことにごもつともな御発言でございまして、実は電話の需要が戰後著しく旺盛でありまして、本年度も申込み積滯が六十万を越えるであろうと予想されるときにおいて、わずかに七万五千をふやすくらいでは、とうていこれに対応しることはできない、こういう現状をはなはだ遺憾といたしておるのであります。
ただいままで積滯しております需要は全国の三十二万に対しまして、関東が約八万四千くらいでございますが、そのうちの七割くらいが東京にあると思います。これは見込みでありますが、明年の需要は全国の七十一万に対して、関東管内は大体二十一万くらいある見込であります。
さらに宇都宮の例をとりますと、積滯数は市内において千四百、その中に架設可能のところが二百、それに対して上半期に対しては二十五本の数量を割り当てておるというような状況で、需要者を十分満足せしめることはできないのでありますが、その千八百円を適当な価格に引上げるというような御意思があるかどうか、その点をお伺いいたします。
それからそれに対して実際の積滯——積滯といいますと、申込みのたまつている数がどのくらいあるか。その次は将来の発達の予想というもの、第三番目が、現在の局舎がどのくらい詰まつており、また施設がどのくらいいたんでいるかというような問題であります。
私ども産業経済の発展、文化の興隆のために、鋭意電信電話の整備拡充に努力して参つたのでありまするが、何分今日の財政状況におきまして、十分の資金が確保できませんので、熾烈な通信需要に対しまして、これにおこたえすることができず、御指摘のような多数の積滯需要を生じておりまするのみならず、市内通話の完了率、市外通話の待合時分等も、所定の標準に達することができないで、まことに遺憾に存じておるのであります。
都市、地方を通じて市内電話の新規加入申込みは、おびただしく殺到、積滯いたしいる現状でありまして、本度度末までの需要見込みは、四十二万余が予定されているのであります。これに対しましては本年度実行計画において、十一万七千五百を増設することにいたしていますが、これはようやく本年度総需要に対しまして二七%を充足するにすぎないのであります。